今日は実はWoody BELL'Zの北見監督の家にいます。
欧州遠征が終わり、成田に戻ってきた私たちを迎えていたのは、多くのサポーターの皆さんでした。
まさか、と思いました。まさかここまで暖かく迎えてくれるなんて。
私たちは今まで、一部の、それこそ地元の人たちの声援で頑張ってきたという自負がありました。
でも、今は違います。
私たちは日本を代表して、それこそうら若き女性がヨーロッパの強豪チーム(もちろん男性)と互角に戦ってきた、そのことをみんなが知っています。
私はみんなから祝福を受けて、思わず涙が出てしまいました。
そして記者会見。
みんな涙を流しながらの会見でした。
もちろん欧州遠征で一生懸命頑張れたことは、みんな胸を張って誇っていいと思うんです。でもそれ以上に、2週間一緒にいた仲間たちと離ればなれになることが、本当に誰も辛そうな感じでした。
あのWoody BELL'Zの八重さんですら、このチームが解散するのが辛い、と涙を流しながら話していました。
全く同感でした。
さて、チームが解散となって、私たちは北見行きのバスに乗りました。
本当は佐多舞に戻るのでしょうけど、今回のチームでもっともお世話になった北見監督と最後にお話をしよう、ということで、佐野倉さん、桂木さんと一緒に北見に向かいました。
波多野さん、加藤さん、森井さんはそのまま佐多舞に戻るとのことです。
正直にいいます。
実はこの代表遠征で、私たちはどうやら北見監督のことを好きになってしまったようです。
だけど最後の夜にいろいろとあって、結局私たちの本心を北見監督に打ち明けることは出来ませんでした。
その仕切り直しの場として、Woody BELL'Zの八重さんと涼子さんが誘ってくれたのです。
そこで私は、北見監督に思いを打ち明けます。
その結果…
私は、というより私たちは、北見監督に大事に守ってきたものを捧げるかもしれません。
でも悔いはありません。
そして…
その想いを内に秘めて、これからの第2ステージを戦っていきます。
もちろん、北見監督のいるWoody BELL'Zでも遠慮はしません。
むしろ、Woody BELL'Zだからこそ本気で戦います。
それが北見監督の想いに報いることだろうな、という気がします。
北見監督の家につきました。
さて…
私は覚悟を決めて、北見監督の家の玄関をくぐりました。
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