とりあえず第2ステージも終盤に差しかかって、残りあと2試合とか3試合とか、だいぶ煮詰まっています。
とりあえずうちは勝ち点3差でトップに立ってはいますが、もちろん油断は出来ないところです。一番理想的なのは、うちが勝って、イレブン・ウィナーズが負け、そしてSharp&Crisp武蔵野とWoody BELL'Z、FCはばたきの3チームが引き分けるのが理想的な展開です。
あっ、FCはばたきは勝ってもいいかな。
そういうことで一応は余裕はあるので、今日は代表チームでまた一緒になるWoody BELL'Zの佐倉楓子ちゃんに電話しました。
とりあえずかえちゃんのところに電話をして、いつものようにお喋りと。
かえちゃんは結構可愛い声をしていて、また結構気の利く子なので、あたしも結構かえちゃんにお世話になりっぱなしなところがありました。だから今回はかえちゃんの手助けをしたいな、とは思っていました。
それと…
まあ…
なんだ…
北見監督と一緒にいたい、というのもあります。
やっぱり北見監督には優しく可愛がられて、そして想いを伝えられて。
何というか、特別な人、なんですよね。
でも監督には八重さんという想い人がいるから、あたしたちはできる限りの範囲で精一杯に監督との想い出を作ろうと思っています。
で話していると、かえちゃんも北見監督とあわよくば、と思っているみたいです。
個人的には監督と、と思っているみたいなんだけど、親友のことを思うと、ちょっと… という悩みを抱えています。
ところで佐倉さんから、ここ2試合誰かにチケットを買い占められている、しかもそれは埼玉の人からだ、という話を聞きました。
そう言われてみれば、うちもどういう訳かFCはばたきの応援が目立っていました。まあ営業面では満員の観衆の中でのゲームだったので気にもなりませんでしたが、もしかしたら同じことがあったかもしれません。
それにしても、Woody BELL'Zの方は小波蹴球団戦まで買い占めの被害にあっていたというから、何がなんだか分かりません。
「妙ちゃん、ちょっと話していい?」
チーフの風間さんが私を呼びました。
私はかえちゃんに「ちょっと待ってて」とお願いしてから、保留ボタンを押して風間さんのところに向かった。
「こだちさん、一体どうしたんですか?」
私が聞くと、風間さんは、
「Sharp&Crisp武蔵野の有森さんから電話が入ったの」
「どんな電話ですか?」
私が聞くと、風間さんは呆れた表情をしながら、
「チケットが売り切れだというのに、うちのサポーターが『チケットがないのはどうしてなんだ』と詰め寄ったみたいなの」
「どういうこと?」
「有森さんは確かに埼玉に大量のチケットを売り捌いたんだと言ってるの。だけどそれでも『チケットはどうした』と大騒ぎするから、うちで何とかして欲しいと」
「うちはサポーターのためにチケットを斡旋はしないよね」
「うん、買いたきゃ自分で買いな、というのが基本姿勢だからね」
そこでハタと思い出しました。
確か小波蹴球団対Woody BELL'Zの試合も、埼玉で買い占めがあった、と言っていた気がしました。
もしかしたら…
「うちもやられたかも」
「どういうこと?」
風間さんが驚いた表情で聞いてきました。
「さっき佐倉さんから話を聞いたんですけど、」
あたしはそう言って、佐倉さんからの話を風間さんに報告しました。
「それじゃ今回も?」
「多分この前もでしょう。FCはばたきの応援が異様に大きかったですから」
「それじゃこっちもしっかり調査をする必要があるね」
「そうですね。何とか買い占めた人を特定しないと」
私はそう気を引き締めたあと、佐倉さんと話をして、それから電話を切りました。
絶対に今回のトラブルの首謀者をつかまえてやりたいですね。
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アナタのハナシを微妙に歪ませる私がやってきましたよー
さて、こういう展開ならばウチのわがまま姫を絡ませたいなと。
まあそちらの展開に師匠の無い程度に(出来るのか?)
ではでは