だいぶ遅くなりました。
今日まで合宿に行っていたので、更新が伸びてしまいました。
今回代表チームが2チーム召集されたとのことで、Aチームに6人、Bチームに4人が召集されました。
私が召集されたAチームはWoody BELL'Zの北見監督とFCはばたきの薫監督が面倒を見てくれました。
やはり北見監督は本当にいろいろと目をかけて下さいます。
今回の合宿では両監督とも風邪でダウンしてしまいまして、果たしてどうなるか先が見えませんでした。
でもみんながいろいろと考えて、そして北見監督の適切なアドバイスもあって、最終日にはみんな楽しくサッカーをプレイすることができたように思えます。
ところで…
合宿最後の夜に、私は監督から個人面談を受けました。
もちろんみんな真剣にこのあとのことを話していました。
もちろん、私も同じです。
一通りお話が終わったあと、監督は聞きました。
「恵壬、とりあえず話は聞いているけど、その後どうだい?」
もちろんあの話、です。
私は別にあれから監督のことを嫌いになったわけではありません。
むしろ監督のことを尊敬していますし、できれば八重さんには申し訳ないんですけど、なんて思っています。
そういうふうに伝えたら、
「分かった」
監督は一言、そう答えました。
「それじゃ、一番良さそうなのはいつ頃かな?」
監督が聞いて、私はしばらく考えました。
一番いいのは誕生日の日なんですけど、そこに上手く合うか、なんです。
次がこの日あたりだから、そうしたら…
「大丈夫です。その日で問題はありません」
私はこう答えました。
監督は穏やかに頷きました。
次に監督は、妙ちゃんを呼びました。
妙ちゃんが部屋に入ったあと。私は部屋の前でしばらく待っていました。
妙ちゃんが終わったあと、私は妙ちゃんに、
「監督とのこと、どうなった?」
と聞きました。妙ちゃんが監督のことを好きなのは、私も知っていました。
「うん、私もか誕生日に、ということになりそう。もしかして佐野倉さんも?」
妙ちゃんの質問に、私は黙って頷きます。
「それじゃそろそろ、だね」
「うん、いい想い出になれるといいね」
お互いに感慨深そうにいいました。
もちろん明日からは倒すべき敵なんですけど、でもやはり北見監督のことが好きなんですね、私たち。
タイムリミットはあと2ヶ月。その日を楽しみに待てるように、しっかりと自分を磨きたいね、そう妙ちゃんと話し合いました。